40代の資産運用,投資ブログ 

米国株を中心に,40代の資産運用,投資について書いています

大人の図鑑.会社四季報・業界地図2018年版をオススメします

株への投資の参考資料として,東洋経済新報社が発刊する

会社四季報ワイド版 2017年 4集秋号 [雑誌]

皆さんは愛用されていますか?

 

会社四季報の発刊は昭和11年.

「2・26事件」が起こった年です.

と言われても,まったくピンと来ませんが,戦前より発行され続けている企業情報誌です.

 

その名の通り,年四回 四季に合わせて発刊され,最新号として「2017年秋号」が9月15日から発売されています.

 

今回は,会社四季報から派生した情報誌,

「会社四季報」業界地図 2018年版

これが,図鑑のように見やすいうえに知的好奇心を満たしてくれ,買って良かったと思える本でしたので紹介します.

 

「会社四季報」業界地図 2018年版

 

業界地図 2018年版

特徴

会社四季報が,個別企業の分析となっているのに対して,この業界地図では,あるテーマに基づいて,シェアや売上高の順位のほか,他企業への出資比率や企業間の関係性などが,図で示されています.

 

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Amazon kindle版の「なか見!検索」の一部です.

 

見出しとなるテーマの数は,なんと

176

 

この中には,

「国内宗教団体(新宗教)」

など,面白いテーマも含まれています.

 

お勧めする理由

この業界地図の素晴らしいところは,日本の企業のみならず,米国など外国企業の情報も含まれている点です.

 

各業界での国内のシェアなどは,普段目にすることは多いですし,実生活のなかでなんとなく肌で感じることができるものです.

しかし,そこに米国などの外国企業が含まれての,世界シェアがどうなっているか? 出資関係は? いろいろな疑問がでてきます.ネットでもなかなか検索しづらいことがあります.その疑問を解決してくれます.

 

かゆいところに手が届きます.

 

米国株投資家にとっては,売り上げ規模などが身近な日本企業と比較ができ,大変参考になります.

 

読んで初めて知ったことやわかった事が多く,

「へぇ〜」が連発(「へ」ではありません),

大人の知的好奇心を満たしてくれるという点においても,お勧めです.

 

ブロガーの皆さんにとっては,ブログネタの宝庫として重宝しそうです.

 

そしてなんと言っても

見やすい

 

図鑑のように図がほとんどで,売り上げ高などの数字が含まれた文章を,長々と読み込む必要がありません.

字自体も大きく,40代で老眼が強くなってきて,老眼鏡についてネット検索する回数が増えたC55でも,ストレス無く見ることができます.

 

ちょっと空いた時間に,チラッと見るのに最適な一冊です.

 

大人の図鑑

以前,いろいろな事を比較(例:豚,人間,象,キリン,ハヤブサ,ナマケモノなどが一緒に走ったら?)して人気になった,

 [新版]くらべる図鑑 (小学館の図鑑 NEO+プラス)

がありますが,

この「会社四季報」業界地図 2018年版は,

 

くらべる図鑑の会社版といえます.

 

まさに,「大人の図鑑」です.