りそな (8308) より配当金.優先株からリーマンショック当時の大変さがわかる?
日本株からの配当が続く6月です.
米国株への投資をメインにしていますが,いくつかの日本の高配当株や高優待利回り株も保有しています.
今回はりそなホールディングスから配当金をいただきました.
りそなホールディングス
配当金
今回いただいた配当金です.
1株あたり 9.5 円
ジュニアNISA口座で
800 株分 7,600 円
いただきました.
株の取得は2016年6月で,取得株価は 375 円程度です.
この株価から年間 19 円の配当をいただいたので,
YoCは,5.1% です.
株価と配当利回り
2017年6月8日現在
株価 589.8 円
時期配当予定額 20.0 円で計算すると
配当利回り 3.39 %
となっています.
配当実績と予想
前期年間17円の配当から19円に増配されています.
増配率は 11.8%です.
来期も20円への増配を予定しています.
優先株を取得,消却することで,優先株の配当金を普通配当に回すことで増配資金を確保しているようです.
今回消却された優先株
第6種優先株
発行日 2009年12月8日
発行株数 3,000,000 株
発行価額 25,000 円
配当額 1,237.5 円
配当利回り 4.950 %
配当支払い 3,712百万円
取得焼却日 2016年12月8日
リーマンショックでやばかった時に発行されたものです.
この優先株の引き受け手は,日生,明治安田,大同生命の3社でした.
われわれの収める生命保険の掛け金はこういう所で運用されていたのですね.
配当利回りは優先株らしく4.95% でした.
当時こうやって支えられていたんですね〜.
ちなみにリーマンショック前の2007年8月28日に発行された第5種優先株の利回りは 3.375% だったので,配当利回りから想像すると,よほど逼迫していたことがわかります.
この第5種優先株はまだ消却されずに残っています.
支払い配当利回りが高い優先株から消却するという判断でしょうか?
もともと7年で消却予定だったのでしょうか?
米国の優先株もひょっとしたらリーマンショックあたりで発行された高配当利回りの優先株が多いのかもしれません.
調べられた範囲では 利回り 7.5 %という優先株も含まれていました.
個人の推測ですが,ある程度財務状況がよくなれば配当支払いが負担となる高配当利回りの優先株を取得消却するでしょうから,今後PFFの分配金利回りは低下していくかもしれません.
実際に分配金は徐々に減少しています.
まとめ
りそなの株に関しては,
- ジュニアNISAで保有
- YoC 5%でさらに来期20円に増配予定
以下の2点より保有を継続します.