西日本に甚大な被害をもたらした平成30年7月豪雨.
豪雨の後は一転して雨が降らず,熱波とも呼ばれる猛暑日が続いています.
熱中症による救急搬送者は数万人に達し,60人以上の死者も出ています.
特に小学生が熱中症で死亡した件は世間に衝撃を与え,学校の危機管理の問題,小中学校の教室へのエアコン設置の是非が議論になっています.
日本では,地震を含めた自然災害と常に向き合いながら生活していく必要があると,改めて考えさせられます.
さて,今回ヤマダ電機(9831)を買い増ししたので,その理由を述べたいと思います.
ヤマダ電機を購入した理由
猛暑
猛暑の影響で,エアコンの売り上げが前年比6〜7割増というニュースが出ています.
猛暑:飲料、エアコン販売急増・・・家計消費を押し上げ - 毎日新聞
7月21日土曜日に,ヨドバシカメラ梅田店をのぞいて見ました.
ヤマダ電機の株を買ったくせにヨドバシカメラの視察か!? とのツッコミは横に置いておきます.
エアコン売り場は人であふれ,普段は空きのある商談のためのテーブルも全てうまっていました.
ヨドバシでは,平時のエアコン設置は最短で翌日可能となっていますが,この猛暑によってエアコンの需要が爆発し,7月21日の時点で最短設置日が8月1日と表示されていました.
エアコンほど単価は高くないにせよ,扇風機の売り上げも爆発しているだろうと思います.
また,冷蔵庫売り場も人でごったがえしていました.
氷やペットボトル飲料などの消費が激しいのでしょうか? より高性能で収納容量の大きい冷蔵庫への買い換え需要があるのでは?
おそらくヤマダ電機でも同様の状況であると推測します.
水害
岡山や広島での豪雨水害では,おびただしい量の災害ゴミが発生しています.
家の中に水が浸入してくるので,家電製品は軒並み水につかり,使い物になりません.このあたりは同じ自然災害でも,地震とは違う点です.災害ゴミの映像のなかで,大量の冷蔵庫が破棄されているのが印象に残っている方も多いのではないでしょうか?
今後被災者の方々が生活を再建していく中で,冷蔵庫の他にも,テレビ,エアコン,洗濯機といった,日常生活にはなくてはならない家電製品を買い直しする必要があります.
内閣府が発表しているデータでは,7月22日時点で住家被害は,全壊.半壊を合わせて4,000棟を越えています.
一部損壊や床上浸水を含めると,2万棟を越えています.
http://www.bousai.go.jp/updates/h30typhoon7/pdf/300722_h30typhoon7_01.pdf
改めて今回の豪雨被害の甚大さを表していますね.
ネット購入?
現在家電量販店業界が抱える問題点は,アマゾンや価格ドットコムなどのネット業界との競争にあります.
しかし,冷蔵庫やエアコンなど,大きな物,設置工事が必要な物は,ネット通販ではなく,実店舗で購入する例が多いのでは?と邪推します(データはありません).
またTV等から流れてくる映像を見る限り,被災地域に住んでいる方は,どちらかというと実店舗にお出かけをして商品を購入する層が多い印象を受けます.
全国に700店舗以上を展開するヤマダ電機が,これらの需要を取り込めるのでは?
ちなみに店舗数では,エディオングループが 約1,160店舗と,業界最多となっています.
株価と株数
株価 558.5円
株数 100株
1単元株を,妻の特定口座で購入しました.
以前C55の特定口座で100株購入しているので,合計200株となりました.
別にヤマダ電機でなくても他の会社,他の業界でもいいのでは?とも思いますが,決算を失敗し,株価が下がっていたのでヤマダ電機を購入しました.
長期保有でもらえる額が増える株主優待があることも,ヤマダを選んだ理由です(ビッグカメラはほとんど行かない).
まとめ
適当に推測してヤマダ電機(9831)を購入しました.
豪雨被害からの復興もまだまだですし,暑い日もまだまだ続きます.
皆様どうぞご自愛ください.