オリックス(8591)から配当金をいただきました.
オリックスといえば,各地の名産品がもらえる「ふるさと優待」がとても魅力的ですが,京都水族館やオリックスレンタカーの割引が受けられるなど「株主カード」での優待制度も充実しています.
3年以上長期保有すれば,ふるさと優待の商品の目安価格が倍増(5,000→10,000円)することからも,オリックスは長期保有してくれる個人投資家の獲得に積極的であることが分かります.
オリックス(8591)
配当金
1株あたり 27円
特定口座 100株
NISA口座 400株
合計 12,952円
増配
今回いただいたのは,中間配当です.
前期(2017年3月期)の中間配当額は1株あたり 23円,
17%の増配となっています.
まだ期末配当の額は公表されていませんが,前期の29.25円から10数パーセントの増配があると仮定すると,33円程度になるでしょうか?
配当利回り
2018年3月期の期末配当額が発表されていないので,年間配当額の線引きが難しいですが,以下のように年間配当額を計算して利回りを算出してみます.
2017年3月期の期末配当 29.25円
2018年3月期の中間配当 27.00円
年間配当 56.25円
株価 1,935円(2017.12.1終値)
配当利回り 2.9%
おそらく期末配当は増配されるでしょうから配当利回りは3%を越えると予想します.
配当+優待利回り
ふるさと優待額を額面通りに計算すると
3年未満 5,000円
3年以上 10,000円
これに年間配当 5,625円を足すと,配当+優待利回りは
3年未満 5.5%
3年以上 8.0%
これに「株主カード」で各種割引が受けられれば,さらに利回りは高まります.
ガチホ です.
経営目標
ROE(株主資本利益率)11%以上を目標に掲げています.
効率的な経営を目指しているのがわかります.
ROEの実績としては11%を越えています.
配当性向は27%としていますが,さらにあげていくのか,この水準で打ち止めにするのか? 気になるところです.
まとめ
「物」で「物言わぬ株主」を増やそうとする姿勢に関しては賛否あると思います.
しかし,経営目標にROEの数値目標をあげるなど,非効率な経営でも文句が言われないよう個人投資家を増やしているわけではないと思われます.
物につられている部分もありますが,長期保有に値する会社として,2018年のジュニアNISA口座で100株ずつの買い増しを考えています.
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