40代の資産運用,投資ブログ 

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「頭と尻尾はくれてやれ」再参戦はどのタイミングで? アルトリア(MO)から配当金.

2017年7月28日 FDAがニコチン規制を強めるかもしれないとのニュースを受け,株価が10%以上急落したアルトリア(MO).

この急落の際に,持ち株の半分ちょっと(具体的には 600株)を一旦手仕舞いました.

 

決して悲観的に見てはいないし,高配当利回りに加え,これまで順調に株価が上昇してきた事を考慮し,再購入の時期を待っている状態です.

 

先日,アルトリアから配当金をいただきました.再購入に関して,考えをまとめました.

 

 

MOからの配当金

1株あたり 0.66ドル

(今回の配当から 8.2%増配されています)

 

C55の一般口座   500株 

C55妻のNISA口座 135株 

 

合計 316.87ドル(税引き後) 

 

前回の受け取り配当額は 555ドルだったので,約 240ドルの減少です.

持ち株の半分を売却したので当然なのですが,「減る」ということは寂しいですね.増配の恩恵も実感できないし・・・.

 

再購入はいつ?

株価で決める?

MOを 600株売却した価格は,66.9ドル程度でした.

願わくば,この価格より安いところで買い直したいと思っています.

 

現在の株価とチャートを確認してみます.

 

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2017年10月13日終値で

株価 65.05

 

この株価での配当利回りは

 4.22%

 

7月末の急落後,株価は横ばいが続いています.

次のニュースを待っている状態でしょうか?

 

現在の株価であれば,売却価格より幾分安く買い直しできるので買いたい衝動に駆られています.

配当利回りも4.2%ですので

「欲しい」

 

次のニュースが出てから?

株価チャートが示すように,皆まだ不透明感の中にいて方向性が出ていません.

このような状態で2つの方針が考えられます(空売りはない前提です).

  1. 積極的に買い向かう
  2. 方向性が出るまで待つ

 

もしアルトリアに関してポジティブなニュースが出れば,C55のように買いたくてウズウズしていた投資家から買いが殺到し,あっという間に急落前の株価 75ドルに戻ってしまうと予想されます.

15%程度の株価上昇が期待できます.

もしそうなるとすると,今の株価で集めておきたい.

 

逆に,やはりニコチン規制が強化されることが確定したら,株価はさらに下落すると思われます.

どの程度まで株価が下がるかは予想できませんが,配当利回りから参考値を計算してみると,

利回り 4.5% 株価 58.7ドル

利回り 5%  株価 52.8 ドル

利回り 5.5% 株価   48 ドル

利回り 6%  株価  44 ドル 

 

リスクを取れるならば,買い

リスク取れないならば,待ち

 

当たり前の考え方に落ち着きました.

 

頭と尻尾はくれてやれ

経験上,「今仕込めれば儲けも大きい」「株価が元に戻れば・・・」「たぶんポジティブニュースが出る」など根拠のない理由で投資した結果,うまくいった事は少ないです.

 

むしろマイナスになっても,ロスカットもできず,下落したところでさらに買い増しするなどして,傷口が広がってしまったことがありました.

 

その反省から,方向性が出ていない中で根拠のない理由,理屈で買い向かうことは止めておこうと決めました.

 

安く仕込み,利益を大きくしたい気持ちは強いですが,40代ともなれば資産を減らさないというリスク管理も必要となってきています.

また,冷静になれば,半丁博打をしなくても,他の銘柄を探せば幾らでも元気な会社はあるわけですし・・・.

 

 

まとめ

安くなったアルトリア.

売値より安い今,再購入のチャンスではありますが,ニコチン規制の行方がまだ不明瞭であり,下手すると含み損を抱えるリスクがあります.

 

逆にリスクを取って購入することで大きく勝てる可能性もあります.

 

C55は,「増えるかもしれない」より「減るかもしれない」を避けたいと考えているので,次のニュースが出て株価の方向性が出てからの再購入の方針です.

 

頭と尻尾はさしあげます.