消極的な理由で購入している日本株.
その低い期待度とは裏腹に,株価は堅調に推移しています.
相場の雰囲気もなんとなく落ち着いてきたので,一度パフォーマンスを確認してみました.
日本株購入の理由
米国株を中心に,せっせと株を購入してきましたが,この3年間は日本株の保有数が増えています.
少子高齢化が進む日本の将来に対して,否定的な考えが多数派を占めていると思います.実際にC55も,日本経済の将来性についてネガティブな見通しを持っていて,ひいては日本株の将来性にも楽観的ではありません.
しかし,日本株の保有を増やしています.矛盾していますよね?
その理由は,ジュニアNISAです.
C55が利用している証券会社は楽天証券で,楽天証券のジュニアNISAでは米国株を購入することはできません.他の証券会社であればジュニアNISAで米国株を購入できるようですが,何も調べずに口座を開設してしまったのは,後の祭りです.
米国株には無い株主優待制度など,日本株特有の魅力はありますが,積極的な理由で日本株を購入しているわけではありません.
保有株のパフォーマンスは?
積極的に購入している米国株,消極的な理由で購入している日本株.
当然,米国株の方がパフォーマンスがいいはずです.
それぞれの損益を見てみます.
まずは米国株です.
2018年6月12日(現地時間)終値で計算.
最近ようやく,ダウやナスダック指数は回復基調にありますが,我が米国株のポートフォリオは痛んだままです.
FRBの利上げによる影響で高配当利回り株,特に公益株(D, DUK, SO)の下落がひどく10%を超える下落から回復していません.
また,米国株投資の王道といわれているPGも,最古参のわりに株価はマイナスに沈んだままです.連続増配しているといっても,増配率もシブくなっていて,魅力はうすくなっています.
一時期10%以上のマイナスに沈んでいた LOWは,物言う株主のAckmanのタクトによって,ずいぶんと回復してきました.
保有する17銘柄中8銘柄が含み損を抱えています.
次に日本株です.
2018年6月13日終値で計算.
消極的な理由で購入している割に,絶好調です.
先日,ツーバガーを達成したことを記事にしたイオンを始め,りそな銀行やオーデリックなど60%以上の含み益です.
含み損なのは,保有する14銘柄中4銘柄しかありません.
日本,やるじゃん!
保有株式の比率
評価額ベースでの日米株式の比率です.
日本株の比率が20%となっています.
この割合が低いのか高いのか?
適切な比率は?
答えは持ち合わせてはいませんが,今後の見通しとして日本株の比率が高くなると思います.
その理由として以下の3つがあげられます.
- 通常NISAを使いきった
- ジュニアNISAはあと2年残っている
- 仕事の独立のため投資資金が捻出できるか不透明
C55と妻の通常NISAは2018年分で,5年分のNISA枠を使い切りました.
一方で3人の子供のジュニアNISA枠(80万×3人 = 240万円/年)は2年残っています.
仕事の独立のため収入が不安定になり,これまでのサラリーマン時代のように安定的なキャッシュフローが望めません.投資資金を捻出できるかどうか? ヘタしたらこれまで築きあげてきた資産を取り崩すことになるかも?
もし投資資金が捻出できれば,ジュニアNISA枠への資金投入を優先するので,結果的に日本株の比率が高くなると思います.
これまた消極的な理由です・・・.
まとめ
どちらかといえば消極的な理由で購入していた日本株の方が,積極的に買っていた米国株よりもパフォーマンスが良いという,悲しい結果となりました.
米国株ブログ村に参加していますが,大声で米国株投資家を名乗っていなかったのが幸いです.
銘柄選択さえうまくいけば,日本株でも十分儲けることができますね.
イオンがツーバガーを達成しました.
LOWに関する最近の記事です.