トマホーク銘柄,レイセオン(RTN)を購入しました.
昨日のブログで,クソETFのVT(ヴァンガード・トータル・ワールド・ストックETF)をクビにしたことを報告しましたが,VTを売却した資金で,レイセオン(RTN)を妻のNISA口座で購入しました.
妻がレイセオンの株主となったことであることが危惧されます.
クソETFであるVTを売却した記事はこちらです.
レイセオンと聞いてもピンとこないかもしれませんが,トマホーク巡航ミサイルやペトリオットミサイルを製造している会社だといえば,「あー,あれね」と思われる方も多いかと思います.
先日もシリアのアサド政権がサリンを含む化学兵器を使ったことで,米軍がシリアを空爆しましたが,その時は59発のトマホークミサイルが発射され,53億円のお買い上げとなりました.その時の記事はこちらです.
購入価格と株数
妻のNISA口座
1株 152.4914 ドル
合計 35 株
レイセオンのミサイル
レイセオンの商品の中で1番の売上はミサイルシステムです.2016年は70億ドルの売上を計上し,順調に成長しています.
Tomahawk巡航ミサイル
米軍だけでなく英国もトマホークを装備しています.
Standard Missile-3 (SM-3)
イージス艦などに配備され,短距離から中距離の弾道ミサイルの迎撃を目的としています.
Patriot
迎撃ミサイルで,13カ国で装備されています.日本の報道ではパトリオットと表記されますが,正式文書ではペトリオットと表記されます.
ペトリオットは日本では,Patriot Advanced Capability (PAC-3) が配備されいます.
2016年2月,北朝鮮が人工衛星の発射実験を行った際に,破壊措置命令が出て出動したのは記憶に新しいことです.
当初,北朝鮮がミサイル発射の兆候をみせた時に,その都度破壊措置命令が発令されていました.
しかし2016年8月に移動式の発射台からノドンを発射し秋田県沖に落下して以来,破壊措置命令は常時発令(3ヶ月ごとに更新)され,今も発令中です.
ちなみに,PAC-3 1発のお値段は5億円だそうです.
Terminal High-Altitude Area Defence (THAAD)
韓国がTHAADを導入することを正式に発表して以来,中国からの嫌がらせを受けていることは皆さんの知るところでしょう.
THAADはより高々度での迎撃が可能で,迎撃した際に地上への影響も少なくなることが期待されています.
なぜ中国は韓国が迎撃システムを導入することに不満を表しているか?
諸説ありますが,THAADの約2,000 kmとされるレーダーシステムが気に入らないようです.
悪いことできない!っと.
レイセオンの株価や配当
株価
株価 151.23 ドル
配当 3.19ドル
配当利回り 2.09%
(2017年4月10日終値)
レイセオンの株価10年チャート
レイセオンの配当
四半期配当を行っており,毎年4月の段階で増配されています.
今年は2017年4月10日が配当落日でした.
1株あたり 0.7975ドル
支払日は2017年5月11日に予定されています.実際に口座に振り込まれるのはもう少し後になります.
今回の配当から 8.9% 増配されています.
連続増配は13年です.
投資方針
前半の内容は,投資ブログとはかけ離れた内容となりましたが,レイセオンのシステムは,頭がお花畑の田嶋陽子氏が全世界を統一しない限り,延々と配備更新され続け,国際情勢が危うくなるにつけ,新規に配備され続けると思います.しかも世界に広がっていくと思われます.
つまりレイセオンのビジネスは永遠に続くと考えます.この分野に新規参入することは不可能です.
今回レイセオンの株を新規に購入した理由は,これらの点にあります.
妻が株主になって危惧すること
最新のトマホークミサイルは,1600 kmの距離を時速約880 kmの亜音速で巡航し,発射前にプログラムされた目標地点の他,巡航中にリアルタイムに目標を変更できるようになっているそうです.まさしく逃げられません.
今回,妻がレイセオンの株主となって危惧するのは,
C55が外でやんちゃをしているときに,トマホークを撃ち込まれるのではないか?
とういことです.
iPhoneの位置情報と連動して,移動しても確実ついてきて爆撃されてしまう可能性があります.
これに対抗するには,C55もレイセオンの株主となってペトリオットPAC-3もしくはもっとレーダー範囲が広い,THAADを配備するしかありませんね?!
関連記事
レイセオンに関連する記事です.
配当金をいただきました.
日本のミサイル防衛についても触れています.