日本たばこ産業より配当を頂きました.
日本たばこ産業という名前ですが,タバコ事業は日本のみならず,世界で展開しています.
シェアが高いロシアで,タバコに関する気になる情報がありますので紹介します.
配当金の額は?
100株あたり6,600円ジュニアNISAで300株分
19,800円 です.
株主優待は届いた?
株主優待に関してはまだ到着していませんが,もう一度主張します.
www.c55hero.comJTは株主優待を廃止して,優待にかかる費用を配当もしくは自社株買いにまわして株主還元してください,
ROOTSや桃の天然水などがあった時代はともかく,サントリーに飲料部門を売却したあとの優待内容がショボすぎます.
だからといって,どこか関係のない会社のカタログギフトにしろとか言っているわけではないです.QUOカードなら・・・,税金かからないし・・・.
主張がぶれてますが,とにかく優待の廃止を望みます.
気になる情報とは?
ロシアで将来タバコが無くなる?
(産経新聞へリンクします).
少し前のニュースになりますが,
ロシアで2015年以降に出生したロシア国民に成人になったあともタバコを買えないようにする販売禁止処置を保健省が関係省庁に提案した
という情報です.実際に法案が可決され場合,ロシアでの成人は18歳ですので影響がでるのは2033年頃になります.
JTのロシアのたばこ事業の現状
2016年度,JTの海外たばこ事業の売上収益は全売上収益の56%を占め,国内たばこ事業の売上の約1.7倍となっています.
国別の売上高を調べることはできませんでしたが,ロシアでの数量と売上シェアは32.8%でNo.1です.
対前年比で1ppt減です.
GFB(Global Flagship Brand: Winston, Camel, Mevils, LDなどの銘柄)はシェアを伸ばしています.
(JTの決算資料からの引用)
ロシアでのタバコに対する増税などの影響で2017年の総需要は6〜8%の減少を見込んでいます.
世界有数の喫煙大国であるロシアも2013年に反タバコ法(公共機関での禁煙,タバコ広告の全面禁止,たばこ税の引き上げ)などによって喫煙者率は31%まで減ったようです.
成人のたばこ禁止例が発令されるかどうかに関わらず,ロシアの禁煙はどんどん進んでいるようです.
アルコールの方がやばいんじゃないの?と思いますが・・・.
あまり反プーチンの意見を書くと,C55も・・・.
ちなみに日本の喫煙者率は?
全体としては減っています.
男性 29.7%(1.3 ppt減)
女性 9.7%(0.1 ppt増)
合計 19.3%(0.6 ppt減)
2016年「全国たばこ喫煙率調査」より
タバコ産業は斜陽?
一方で,カナダや台湾,トルコ,さらにはseeding marketと定義する下図の国での成長と,生産拠点の適正化で,為替一定調整後営業利益は9%の成長を見込んでいます.
なかなか厳しい状況が続きますが,世界的にみるとまだまだ成長の余地はありそうですし,電子タバコにも期待がかかります.
JTへの要望
早くプルームテックを量産してください.
別にC55がプルームテックを欲しているわけではございません.
電子タバコの健康への影響はまだ未知ではありますが,少なくとも葉っぱを燃やした結果発生する有害物質はでなさそうです.
臭い,煙の少ないだけでも大きなメリットですよね?
投資方針
国内でのタバコの売上の減少,喫煙率の低下,ロシア問題など,将来性に不安は残りますが,他社からの新規参入は難しい産業です.電子タバコやE-Vapeなど新たな市場が拡大することを期待します.
ジュニアNISAで保有していることもあり,保有継続します.