日産自動車(7201)を購入
矢沢永吉氏の,「やっちゃえ」のキャッチコピーでおなじみ日産自動車の株を,ジュニアNISAで購入しました.
購入理由などを記します..
日産自動車(7201)
購入した株価と数量
3人分のジュニアNISA口座で
それぞれ,100株ずつ
購入数 300 株
購入価格 1,099 円
購入した理由
高配当である
株価 1,091 円
1株配当 53円
配当利回り 4.86%
(2017年8月7日終値)
配当利回りは 4.8%です.
株価チャート
この10年の株価チャートをyahooファイナンスより引用します.
10年株価チャートを確認する限り,株価の下落による配当利回りの上昇ではありません.
しかし,キャピタルゲインは期待できなさそうです.
業績は悪くない
下のグラフはみんなの株式からの引用です.
営業利益とEPS
ピンクが営業利益
緑がEPSを示しています.
リーマンショック後の2009年はやはりかなりの落ち込みを来していますが,その後は徐々に回復しています.
EPSも緩やかに成長しています.
2017年3月期でのEPSは,165.94円です.
純資産とROE
ピンクが純資産
緑がROEです.
純資産が頭打ちになり,ROEが上昇しています.
2017年3月期のROEは 13.8%です.
ちなみにライバル会社のROEは
トヨタ自動車 10.6%
マツダ 9.4%
SUBARU 20.2%
ROE至上主義ではありませんが,ROEが上昇しているのは評価できると思っています.
悪くはないと思います.
配当推移
日産の2017年度第1四半期決算報告からの抜粋です.
少なくとも最近の7年は連続増配です.
2017年3月期でのEPSは,165.94円で,余裕もまだまだ有ります.
配当性向は35%程度です.
キャッチコピーの変更
「やっちゃえ NISSAN」
から
「ぶっちぎれ 技術の日産」
へと変更となるようです.
9月6日に発表予定の新型「リーフ」の誕生を機に、安全で持続可能な社会の実現を目指すことを目的とした「ニッサン インテリジェント モビリティ」の取り組みについてさらなるチャレンジを宣言するもの。「さらに抜きん出た存在へ!もっと人生を面白くする会社へ!」との思いを“ぶっちぎれ”の言葉に込めたという。
「やっちゃえ NISSAN」で矢沢永吉氏が手放し運転をしているCMは衝撃を受けました.
当時,自動運転はアメリカだろう,日本ではどうせ規制が強く,うまく開発できないだろうとタカをくくっていたからです.
安全運転技術ではSUBARUの方が人気で,実際にSUBARU社の売り上げに貢献していますが,日産の自動運転技術もいいのではないでしょうか?
新型「リーフ」では,「プロパイロット」と呼ばれる高速道路や長時間の巡航走行をサポートする機能,駐車を自動でやってくれる「プロパイロットパーキング」なども,搭載されるようです.
「プロパイロットパーキング」など,すごく便利で,駐車場で「擦った」「コツンとぶつけた」程度の小さな事故が激減すると思います.
個人的には「リーフ」などのEVは買いませんが,欧州では,2040年を目途に,化石燃料エンジンの自動車の販売を中止すると発表しています.
是非ともEVのノウハウを蓄積し,ルノーを通じて欧州展開して欲しいです.
まとめ
ジュニアNISAで日産自動車を購入しました.
日本国内や米国での販売台数の減少など,自動車業界の先行きを見通すことは難しいと思いますが,少なくとも今後10年間では大きなマイナスはないのではないかと思います.
11年後には,3人の子供たちが全員18歳となり,ジュニアNISAを卒業します.
その間,着実に配当を振り込んでいただければ,それだけで御の字です.
完成検査不正問題
その後の株価の推移や,配当金など下記の記事に記しています.