バカ高い手数料で有名な楽天証券が、ついに外国株式ならびに外国ETFの売買手数料を値下げします。
我ら楽天証券ユーザーにもようやく春が訪れました.
これで米国株投資ができる3大ネット証券(楽天,マネックス,SBI)の、外国株式の手数料は横並びになります。
今まで disることが多かった楽天証券ですが、手数料値下げへの御礼も兼ねて、楽天証券のいいところを紹介しますね。
手数料は?
今のところ、楽天証券での外国株式ならびに外国ETFの売買手数料は、
一回 25 ドル
実際には、この 25 ドルに8%の消費税が上乗せされ、
27 ドル
日本円に換算すると
約 2,900 円です。
それが、他社と同様に
約定金額の 0.45%
最低 5 ドル
上限 20 ドル
に引き下げられます。
いつから?
慌ててはいけません。
この手数料が適応されるのは、
2017年9月25日の現地約定分から
となります。
少額からでも売買可能に
現在の手数料では、
例えば 1,000 ドルの米国株を購入した場合には 27 ドル (税込)の手数料を払う必要がありました。
割合に直すと、2.7% になります。
もしこの株の表面上の配当利回りが 3% であった場合、現地で徴収される外国税と国内での税を引かれた後の、手取り額での利回りは 2.1% となります。
手数料が 2.7%で、配当が 2.1% ですから、1年プラスの一四半期分の配当金が、楽天証券への上納金として消えることになります。
手数料負けしないように、、1回あたり3,000 ドル以上になるまで待って投資をしていました。
B氏も、確か同様の理由で、一回あたり 4,000~5,000 ドルの買い付けを行なっていたと思います。
新料金では、一回あたり約定金額の 0.45% ( 消費税込 0.49%) ですので、少額からで投資が可能になります。
これによって新規投資や追加投資の回転を早めることが可能となり、配当再投資の効率が良くなることを意味します。
新手数料の注意点
すでに同等の手数料であるマネックスやSBIのユーザーには常識的なことかもしれません。
少額からでも手数料を気にせず投資ができるとはいえ、少しだけ注意が必要です。
約定金額がいくらであっても、最低 5.4ドル (税込) の手数料がかかります。
普通は 0.49% (税込) ですので、約定金額に対する手数料の割合は、
約 1,100 ドルが分岐点になります.
つまり、1,100 ドル以下であれば手数料の割合が0.49% を上回り、若干ではありますが割高となります。
逆に、 約 4,400 ドルを超えた場合は、手数料は 21.6 ドルで固定となり、割合を計算すると 0.49%を下回り、お得になります。
いずれにせよ、今回の手数料値下げは楽天証券ユーザーにとってとてもお得でインパクトのあるものです。
楽天証券のメリット
個人的には3社の中で楽天証券しか使っていないので、厳密な意味での比較はできませんが、楽天証券で満足している点をあげます。
- 画面が見やすい
- 配当金の振込メールが来る
- 配当に係る外国税額控除の計算をしてくれる
- サポートからの返事が早い
- 取引で楽天ポイントが稼げる
- 楽天ポイントで投信が買える
特に,2の配当金の振り込みメール,3の外国税額控除の計算は助かります.
また8月末より始まった,楽天ポイントでの投信購入に関しても,新たな楽天ポイントの使い道として興味があります.
楽天証券のダメなところ
手数料値下げの大英断に対する感謝の意を込めて,楽天証券のダメな点にかんしては,今回は書くのをやめておきます.
手数料下げの詳細に関しては下記のページをご覧ください.
まとめ
遂に念願がかないました.
正直SBIに新規口座を開設し,新規投資はSBIで・・・と思っていたのですが,これで手間が省けました.
手数料がぐっとさっがったことで,1回の投資単価の引き下げが可能です.
配当再投資の効率がぐっと高くなります.
どこで証券会社口座を開こうか迷っている方にお勧めできる証券会社となりました.
Good Job!!