40代の資産運用,投資ブログ 

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JT 日本たばこ産業(2914)から優待 JTは優待を廃止すべき5つの理由

JTは優待を廃止すべき5つの理由

JTから,2016年12月末に権利確定した分の優待が届きました.

 

JTの優待は,2月末頃に「株式関係重要書類」が届き,その中の「株主優待のご案内」で優待を選択し,はがきを返信することで,4月中旬頃から希望する商品が届きます.

返信のはがきを出さないと,自動的に「ご飯詰め合わせ」となります.

 

100株×3口座分,ご飯1セット,水2セットが届きました.

JTは優待を廃止し,その分のコストを配当に振り分けるべきであると思います.

 

実際に優待商品を受け取ってみて,さらに強く感じるようになったので,優待を廃止すべき5つの理由について述べたいと思います.

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優待を廃止すべき5つの理由

コストがかかる

優待商品の出本は,グループ会社のテーブルマークです.

テーブルマークの商品をJTの優待商品として提供する場合に,テーブルマーク社の売り上げになるのでしょうか? 会計処理上どのような扱いになるのか詳しくはわかりませんが,グループ会社の商品を株主に知ってもらおう,使ってもらおうというコンセプトはわかりますが,いかんせん,物がショボイです.

 

1,000円相当額というには・・・.

引き出物などに入っている○○円相当のカタログギフト的な残念感があります.

 

それが優待だと言えばそれまでですが,この優待が株主の手元に届くまでのコストを考えてみます.

 

希望商品の返信はがき送料

62円

 

返信はがきから,希望商品を抽出して仕分けする事務的コストと人件費

○○円

 

送料

富士山麓のおいしい水 2L×6本 で計算してみます

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JPロジサービスですので,日本郵政グループが配送を行っています.

 

サイズ:100サイズ(3辺の長さの合計は約84cmでした)

重さ:約12kg(<30 kg)

差出地:不明なので上記の千葉県とします.

宛先地:大阪(C55は関西在住ですので大阪とします)

複数口割引:なし(同じ住所に住んでいても,株主それぞれ別の発送になります)

 

この条件で計算すると,送料は 1,280円

もちろん大口の法人契約ですので,これよりは安くなると思います.

 

優待で水を送るとなると,商品の代金は別としておおざっぱに

1,350 円

のコストがかかっていると思われます.優待商品の金額以上のコストがかかっています.

 

ご飯を選択したり,東日本大震災および熊本地震の復興支援に対する寄付を選択すればもう少しこのコストは減ると思います.

 

 JTの株主数(2016年12月31日現在)

154,377名

 

もし全員が水を希望したら?

154,377 × 1,300 = 200,690,100 円

おおよそ 2億円のコストが発生します.

これが年2回あります.

 

ショボイ優待商品を高いコストをかけて,へたすると商品よりも高いコストをかけて送付するくらいなら,優待を止めて,配当に回していただいた方が株主にとってはよほどありがたいです.

 

グループ会社として必要?

加工食品事業ではうまく利益が出ているようです.

ご飯や,うどん,パンなどのステープル(主食)の売上が好調で,原価の改善によって利益率が向上,JT全体業績に着実に貢献しているようです.

 

2016年度の決算では調整後営業利益は50億円でした.

国内たばこ営業利益が2,602億円であることを考慮すると,この50億円は・・・.

 

飲料部門よりは競争は激しくないのでしょうか? 一時は経営の多角化がもてはやされていましたが,今は選択と集中? 

それとも分散? 

 

株主としては,電子たばこPloom techへの経営資源の集中投下が必要では?と思いますが・・・,

 

寄付は自分ですればいい

株主としてコストのことを心配するなら,またショボイ優待がいらないなら,寄付を選べばいい.

ごもっともなご意見です.

 

東日本大震災であったり熊本地震であったり,まだまだ復興には時間と費用が必要であることは理解します.

しかし,配当でいただいても復興税によって東日本大震災への間接的支援になっていますし,すでに所得にかかる復興税を毎年払っています.

 

支援のお金を必要とするところは,被災地だけではありません.

優待として寄付を選択できることは素晴らしいことかもしれませんが,この分を配当に回していただければ復興税の税収も増えますし,個人的に寄付をしたい団体に寄付をすることもできます.

 

あえて優待で寄付を選ぶ必要は無いと考えます.

 

宅配事業への圧迫

 昨今話題になっている,宅配事業社の負荷の問題もあります.

今回の優待を受け取る際には不在票が入っており,仕事や家族の事情で実際に再配送で商品を受け取ったのは21時でした.

 

宅配事業者への負荷を減らすために,ネット通販での買い物を控えよう(それはそちらが解決することで消費者が遠慮,配慮することではありません),優待の受け取りを減らそうとは思いませんが,今後配送料の値上げなどが行われると,優待のコスト増にもつながり,その点を憂慮します.

 

1,000円を配当へ

100株の株主に対して1,000円相当の優待商品です.

仮に1,000円を全て配当に回したら利回りはどのくらいになるでしょうか?

 

現在1株あたりの配当は年140円

100株あたり1,000円なら1株あたり10円の増配となります.

1株あたり年間150円の配当となります.約6%の増配と等しくなります.

2017年4月28日の終値 3,706円で計算すると

配当利回りは 4%になります.

 

まとめ

以上5つの理由により,JTは優待を廃止し配当金を増額することで株主還元をして欲しいと思います.

 

ご賛同いただける株主のみなさま,株主優待アンケートで優待の廃止を希望しましょう.

www.c55hero.com