東京電力や関西電力,九州電力などの一般電気事業者以外からも電気を買えるようにした電力自由化.
制度自体は2016年4月から始まっていましたが,まだ契約の見直しを行っていませんでした.お金に関するブログを書いて,節約のことについても言及している割に,まだ手を付けていなかったのは不覚のいたすところです.
先日,何気なくアマゾンのサイトを見ていたら,トップページに「大阪ガスの電気スタイルプランPに切り替えると,Amazonプライムがついてくる」と書かれているではありませんか!
今現在Amazonプライム会員になっていますが,これを契機に電気の契約を見直そうと,調べてみました.
大阪ガスのキャンペーン
このような,魅力的なキャンペーンをやっています.
まず最初に大事なお知らせです.
関西電力管内お住まいの方限定です.
(東京ガスも同様のキャンペーンをやっていないかググってみましたが,やってませんでした)
ただ,関電管内にお住まいの方にとっては,
- スタイルプラン契約中はずっとAmazonプライム会員がついてくる
- 現在Amazonプライム会員の方でも1年間延長できる
- すでに「大阪ガス電気」契約中でもプラン変更できる
- 2018年10月31日までに申し込んだら,1,000円分のAmazonギフト券がもらえる
- Amazonファミリーで子どもの情報を登録するとおむつに使える2,000円分のクーポンももらえる
などなど,とても魅力的なプランとなっています.
Amazonプライム会員の年会費は 3,900円です.
電気料金プランを変更するだけで, 3,900円のお得が決定です.
さらに関西電力よりも電気料金が割引され,
ダブルでお得!?
シミュレーション結果
いいことずくめの様に見えますね.
なんと言ってもAmazonプライム会員の年会費 3,900円がタダになる上に,電気料金も割引されるのですから.
すぐに「お申込みはこちら」のオレンジ色のボタンをクリックしたくなります.
しかし,それで申し込みを済ませてしまったら,ブログで記事にする意義が半減してしまいますので,踏みとどまりました.
申し込みボタン横の,「電気料金シミュレーション」をクリックし,シミュレーションしてみました.
ちなみに,シミュレーションを行うためには,月ごとの電力使用量もしくは電気料金を過去1年間にさかのぼって入力する必要があります.関西電力であれば「はぴe,みる電」で会員登録しログインすれば,確認することができます.
「スタイルプランP」でシミュレーションした結果です.
現在の電気料金+Amazonプライム年会費で 179,094円
スタイルプランPに切り替えることで,173,665円に
差額:5,429円
なんと 電気料金+Amazonプライム会員年会費の合計額で 5,429円も安くなることがわかりました.
これは速攻で申し込みしなくては・・・.
ん? ちょっと待てよ.
そんな美味しい話があるか??
スタンダードな料金プランにしてみたらどうなる?
ということで,「ベースプランA-G」でシミュレーションしてみました.
現在の電気料金 175,308円が
ベースプランA-Gに切り替えると,168,014円
差額: 7,294円
「ベースプラン」を申し込んで,個別にAmazonプライム会員になった方が安いやん!!
チーン!!
ということで,「スタイルプランP」の申し込みは見送ることにしました.
まとめ
関西限定,大阪ガスで電気を契約するとAmazonプライム会員がついてくるキャンペーンが行われています.
シミュレーションの結果,C55の電力使用量では,お得感がないことが判明しました.
しかし,電力使用量によって本当におトクになるかもしれません.皆さんもシミュレーションしてみては?
「業界地図2019年版」が発売されていますよ!