NISA 使ってますか?
C55はNISAをフルで使っていますが,みなさんはいかがでしょうか?
今回の目次です.
NISAとは?
NISAのNはNIPPONのN
NISAは,少額投資非課税制度で,英国の個人貯蓄口座 (ISA: Indivisual Savings Account) の日本版ということでNIPPONのNをつけてNISA(ニーサ)の愛称で呼ばれています.「貯蓄から投資へ」のスローガンのもと,個人金融資産総額の50%をしめる預貯金を何とか証券投資にまわして,経済を活性化させようと導入された制度です.2014年1月から口座開設が開始されています.
NISAの税率
NISA口座での取引に関して,譲渡益,配当金,分配金にかかる税金(税率は所得税15%+住民税5%=20%)が非課税になります.
NISAの種類
成人NISA:年間120万円を限度に,5年間の非課税期間
ジュニアNISA:年間80万円を限度に,5年間の非課税期間
5年経ったら?
その時点で精算,もしくはロールオーバーといってそのままさらに5年間繰り越す方法があります.ロールオーバー時点で再度120万円の限度額設定がされるとされていましたが,どうやら初回投資額が120万円以内であれば,いくらになっていても全額ロールオーバーできるという仕組みに変更になるようです(平成29年度税制改正大綱).
もちろん5年以内に売却することも可能です.売却することで投資額が120万円以下になったとして,もう一度120万円分までNISAで投資できるかといわれたら,答えはNOです.売却しようがしまいが,利益,損益にかかわらず,年間投資額は120万円までですのでご注意ください.
NISAのデメリットは?
株の取引などで損益が出た場合は,配当金や分配金との相殺,ならびに確定申告することで3年間にわたって損益を繰り越すことができますが,NISAでの損益は他の利益との相殺ならびに繰り越すことができません.
ただし,投資を行う時点で5年後にマイナスになっていると思って投資しようとする投資家はいないと思うので,余り大きなデメリットにはならないと思います.またリスクは最大で120万円に限定され,先物やFXのような無限大ではないので,それほど大きなリスクではないと思います.むしろ非課税で得られるメリットの方が上回ると思っています.
外国株へ投資した場合には,配当にかかる外国税額控除が利用できません.米国株では配当金の10%となります.しかし非NISA口座で確定申告をした場合でも,全額戻ってくる訳ではないので,大きなデメリットではないと思います.
今後NISAはどうなる?
積み立てNISAに一本化されるようです.年間40万円を限度に20年間の非課税期間となるようです.どうなんでしょう? 当初60万円で議論していた限度額をなぜ引き下げるのでしょうか? 格差が広がるから? 金持ち優遇? 足の引っ張り合いはやめろ!
おおまかにNISAについて説明しましたが,詳細は他のサイトを参照してください.利点,欠点いろいろとありますが,C55はお上がくれたチャンスは生かしたいと思っています.
C55家のNISA
NISAの限度額
C55, 妻,子供3人の家族構成です.
NISA:120万円×2
ジュニアNISA:80万円×3
合計 480万円
3月末までのNISA投資額と進捗率
NISA投資額 約210万円
進捗率 44%
2017年NISA買い付け可能残額 約270万円
2017年NISA口座買い付け銘柄
米国株:CISCO systems (CSCO) 290株
iシェアーズ 米国優先株式 (PFF) 65株
日本株:オリックス (8591) 400株
コックス (9876) 400株
どうやってNISA枠を消化していくか?
C55家では合計480万円のNISA枠があります.月に割ると40万円.あらゆる物を我慢して全てをNISAに捧げれば不可能な数字ではありませんが,現実的には無理です.みなさんはどうですか? ではどうするか?
C55口座120万円分
特定口座で運用している米国株を売却して再度NISA口座で買い直しました.具体的にはCSCOを約102万円分です.残り18万円分残っていますが今後得られる配当金でPFFを買おうと思います.
C55の口座分は買い換えとなるので新規投資資金は必要ありません.ですのでNISA枠を消化するための新規資金は360万円,ひと月あたり30万円となります.
この金を妻と3人のジュニアNISA口座に振り分けて買い進めたいと思います.
妻のNISA120万円分
残75万円程度
米国株の取引が可能なので,米国株を中心に.銘柄はまた勉強して,と思っています.配当貴族のなからか選ぶことになると思います.余りおもしろくないですね.
子供のNISA240万円分
残180万円程度
以前の記事でも書きましたが,楽天証券ではジュニアNISAは海外株式に対応していないので,悩みどころです.日本の高配当株を中心に考えていますが,あまりキャピタルゲインが期待できないため決めかねています.もっとも軍資金もまだ貯まっていないため,ぼちぼち考えます.決まったら報告しますね.
過去記事
ジュニアNISAに関しての過去記事です.今のこのブログが見やすくなったことを実感していただけると思います.皆様の応援のおかげで,ブログの見た目は成長しています.どうぞご覧ください.