シャーウィン・ウィリアムズ The Sherwin-Williams Company (SHW)を購入しました.
かなりマイナーで,米国株ブログ界隈でもあまり名前がでてきませんが,39年連族増配の配当貴族です.
配当利回りは1%を下回っていて,高配当株ではありませんが,チャートの形がキレイなため長期保有に値すると判断し,妻のNISA口座で購入しました.
シャーウィン・ウィリアムズ(SHW)
どんな会社?
塗料の会社です.1884年に創業し,塗料やコーティング剤,その関連製品の製造販売を手がけています.主な顧客は,専門の塗装業者や工業,商業,小売業社となっています.
北米やカリブ海領域を中心として,欧州やアジア地域でも事業を展開しています.
株価と主な指標
株価 422.98ドル
52週高値 424.58ドル
52週安値 276.14ドル
ベータ値 1.46
PER 37.27
EPS 11.38
配当 3.40ドル
配当利回り 0.82%
39年連続増配
(2018年1月8日終値より)
株価チャート
1年のチャート
52週の株価範囲でも示したように,この一年で株価は1.5倍になっています.
長期チャートです.
素晴らしい右肩上がり.
2011年頃は70ドル近辺をウロウロしていたので,6年で株価は6倍となっています.
配当推移
2000年以降の配当金の推移を示します.
連続増配しています.
2011年頃の株価が70ドル程度,2011年の配当額が1.45ドル
配当利回りは約2%でした.
それが今は,わずか・・・.
増配率
2000年以降の増配率の平均は
12%
各年ごとの増配率をグラフにしてみると,「コンスタントにおしなべて」増配している訳ではなさそうです.
2016→2017年は,
額にして年 0.04ドル
率としては わずかに 1%
でした.
株価と配当の関係
2000年以降の平均増配率は12%もあるのにもかかわらず,現在の配当利回りはわずか 0.8%しかありません.
2011年頃の配当利回りは2%あったのですが・・・
その理由は,増配率以上に株価が上昇しているためです.
JNJみたい!
www.c55hero.com
長期保有にて,株価の上昇と連続増配双方の恩恵を受けられる銘柄です.
今後の配当見通し
SHWのホームページから配当の見通しのスライドを引っ張ってきました.
このグラフによると,2018年も0.04ドル(1%)の増配にとどまるようです.
しかし,2020年には配当額 5.2-5.8ドル,
実に1.5倍の配当を目標にしています.
VAW
Vanguard社 MaterialセクターETF(VAW)の構成銘柄を調べたことがきっかけとなり,SHWを知りました.
2017年11月30日の時点で,SHWは7位となっています.
同じくVAWの構成銘柄を調べていて知ることになった,Air Products & Chemicals(APD) は4位に上がっています.
ちなみに,2017年8月時点ではAPDが6位,SHWが7位でした.
順位の変動には,DOWとDuPonが合併し DowDuPonとなった影響もあると思います.
購入した株価と株数
1株あたり 419.26ドル
妻のNISA口座 7株
関連する記事
VAW構成銘柄の配当利回りと長期チャートを比較しています.
これがきっかけで,APDとSHWを購入しました.
Air Products & Chemicals (APD)も,ナイスな会社です.
タイムリーにMarketHackの広瀬さんがtweetされていました.
あの背景の壁はSHWのペイントだそうです.
https://twitter.com/hirosetakao/status/951050426006335488
まとめ
素材セクターの一つである,シャーウィン・ウィリアムズ(SHW)の株を購入しました.
地味ですが,39年の連続増配企業で,なんと言っても株価のチャートが美しい銘柄です.
NISA口座で保有し,10年の免税期間をフルに利用したいと思います.