NISA口座を利用した株式投資には,特定口座との損益通算ができない等のデメリットがあり,NISAを使っていない投資家もいるかもしれません.しかし,せっかくお上が課税免除として与えてくれた制度なので,キッチリと利用したいと思っています.
早いもので,2017年も残すところ3ヶ月となりました.
キッチリとNISA口座を使い切るために,現在のNISA口座利用状況を確認してみました.
NISA
NIPPON-ISA
NISAは,少額投資非課税制度で,英国の個人貯蓄口座 (ISA: Indivisual Savings Account) の日本版ということでNIPPONのNをつけてNISA(ニーサ)の愛称で呼ばれています.
「貯蓄から投資へ」のスローガンのもと,個人金融資産総額の50%をしめる預貯金を何とか証券投資にまわして,経済を活性化させようと導入された制度です.2014年1月から口座開設が開始されています.
NISA投資可能額
現行NISAとジュニアNISAでは,投資限度額が違っています.
現行NISA: 限度額 120万円
ジュニアNISA:限度額 80万円
NISA口座で買った株
2017年にNISA口座で買った株の一覧です.
米国株
現行NISA口座では,年初にガツンと買って残りのスキマをPFFでチマチマ埋める投資方法をとっているので,購入銘柄数は少なめになっています.
日本株
ジュニアNISAでの取引が主となります.
日本株でも,連続増配が期待できる株を購入しています.
例外として,コックス(9876)があります.
単元株が安く,倒産しても致命的にならない,
普段から ikka で服を購入しているうえに,優待利回りが高い,
以上の理由で保有しています.
ジュニアNISAジレンマ
ジュニアNISA口座は子供3人分,3口座あります.
リスク分散という意味では,子供それぞれ違う銘柄を違うタイミングで分散するのがいいのかもしれませんが,結果に大きな差が生じる可能性が高いので,一蓮托生ほぼ同じタイミングで同じ銘柄を購入する方針としました.
これの大変なところは,投資資金が貯まるのに時間がかかる点です.
日産自動車ならば,1単元約 12万円程度で購入可能なので,3人分でも 36万円です.
しかし,昨年購入したJTなら,1単元約 28万円,3人分で 84万円にもなります.
ここにどんなインセンティブが働くかというと,
「単価の低い株を買ってしまう」
その結果,オリックス,日産自動車を購入しました.
本音では,購入後値が下がったJTやドコモをナンピン買いしたいのですが,
「待ってられない」
NISA投資可能残高
C55家,5人分のNISA投資可能残高です.
NISA利用可能額は残り
58万円です.
C55と妻の現行NISAでは,
PFFを買い増しして使い切りたいと思っています.
ジュニアNISAは,それぞれ 16万円ちょっとの残りがあります.
使い切るには,10万円ほどの資金投入が必要ですが,一応準備はしてあります.
「日産自動車を買い増ししろ」
の心の叫びが聞こえてきます.
一方で,
「1557を分散して買え」
も聞こえます.
両方買っちゃう!?
日産自動車の配当権利確定月は,3月・9月末となっています.
9月末の権利獲得のためには,
9月26日(火)
となっています.
今日だったのね・・・(-_-)
資金の移動が間に合いません.
年末に向けてボチボチ考えます・・・.
まとめ
NISAは全て使い切る方針です.
現行NISAは,PFFで使い切ります.
ジュニアNISAを何で埋めるか?
1557が有力候補です.
投資は
余裕を持って計画的に