北米で天然ガスやパイプライン事業を行っているキンダー・モルガン(KMI).
衝撃の75%減配後,バランスシートは改善され,来年以降の増配を発表しているにもかかわらず,株価は低迷しています.
そんなKMIから配当を頂きました.
増配を見越して買い増しもしています.
Kinder Morgan (KMI)
頂いた配当
1株あたり 0.125ドル
NISA口座 600株
特定口座 300株
合計 94.41ドル(税引き後)
株価チャート
一時は20ドル台を回復していたものの,また垂れてきて17ドル台,瞬間的には16台に落ちています.
機関投資家の動向
株価が低迷しているので,ETFや機関投資家が売っているのかと思いきや,実際には買い増ししているようです.
おなじみの,Vanguard社,BlackRock社も持ち株を増やしています.
ETFの絡みで追加購入したのでしょうか?
増配予定
KMIは来年以降の増配を発表しています.
年間配当額
2017年 0.5ドル
2018年 0.8ドル
2019年 1.0ドル
2020年 1.25ドル
計画通りに実行されれば,配当額は2.5倍となる見込みです.
やるやる詐欺の懸念もありますが,2017年11月16日,BAML Global Energy Conferenceでの発表資料の中で,この増配について書かれているので,少なくとも2018年の増配は実現されると思います.
この資料によると,増配に加えて, 2018年,20億ドル分の自社株買いも発表しています.
2018年11月22日終値での株価 17.1ドルを基準に考えると
配当 0.8ドル → 配当利率 4.6%
配当 1.0ドル → 配当利率 5.8%
配当 1.25ドル→ 配当利率 7.0%
魅力的な水準になりますね.
増配と自社株買いによって,株価上昇も期待できます.
KMIを買い増し
将来的なYoC 7%と株価上昇を期待し,KMIを買い増ししています.
株数 100株
取得単価 16.855ドル
この買い増しによって,KMIの保有数はNISA,特定口座合計して 1,000株となりました.
ポートフォリオのバランス,目標株数に到達などの理由から,これ以上の買い増しはしない予定です.
まとめ
株価が低迷するKMIですが,2018年の増配は予定委通り行われそうです.
増配率は 60%, 現在の株価で購入すれば,
YoCは4.6%
美味しい水準です.
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実はKMIはバフェットに捨てられています.