40代の資産運用,投資ブログ 

米国株を中心に,40代の資産運用,投資について書いています

証券口座は破綻に備えて複数持つべきか?

証券口座は破綻に備えて複数持つべきか?

先日3月の配当を報告しましたが,キャノンが漏れていました.

複数の証券口座を運用しているため,管理できていませんでした.

 

みなさんは何個の口座をもってますか?

うまく管理できていますか?

www.c55hero.com

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キャノンからの配当

配当金

キャノンを特定口座で100株分保有しています.

1株あたり 75円

100株で 7,500円

税引き後 5,977円

株式関係書類が届いていたので気がつきました.

株価と配当利回り

株価 3,471円

配当 年150円

利回り 4.3%

 

証券口座は破綻に備えて複数持つべきか?

C55の証券口座

楽天証券

カブドットコム証券

大和証券

 

以前はカブドットコム証券をメインにしていましたが,米国株投資を本格的に始めた関係で楽天証券へメインを移しました.

 

楽天証券ではC55,妻,3人の子供の5つの口座を開設し,NISAも楽天証券で運用しています.

 

カブドットコム証券では,FXと先物取引の口座を開設していますので,年20万円の投機資金を運用するのみです.

 

大和証券はIPOなどに有利かなと思い開設しましたが,ネットでの取引画面が使いにくいのとリアルタイム性に欠けるため,結局余り使っていませんでした.

 

しかしながら,使いにくさが幸いしてか,思いつきでの取引を行わなかったため,取引パフォーマンスがそれなりに良く,相性がいいのかなと口座を維持してきました.

 

キャノン100株の他にもトリドール(3397)を100株保有しています.

おおよそ60万円の口座残高です.

 

証券会社が破綻したら?

過去には1996年に山一証券が自主廃業し,今後も証券会社が破綻する可能性はゼロではありません.

 

証券会社が破綻したら,預けている株式はどうなるのでしょうか? 

 

銀行と同じように投資者保護基金によって1機関,一人1,000万円までしか保護されないのでしょうか? 

 

安心してください.

証券会社の財産と投資家の財産は分けて管理(分別保管)するように金融商品取引法によって義務化されているので,万が一証券会社がつぶれても,投資家の財産は投資家にちゃんと返還されます.

 

日本の株式は,証券保管振替機構「ほふり」が株券の保管や株主名簿の管理を行っています.

 

ですので預金のように1,000万円をめどに複数の金融機関に分散する必要は無いということになります.

 

証券口座を複数保有するメリットは?

複数の証券口座で運用するメリットは,

  1. 投資対象によって手数料が安い証券会社が選べる
  2. 金融商品の選択肢が広がる
  3. 各社の提供する便利なサービスが利用できる
  4. IPOの当選確率があがる可能性がある

などがあげられます.

またシステムエラーなどの不測の事態が起こったときのリスク分散にもなります.

 

証券口座を複数保有するデメリットは?

デメリットとしては,今回の様に忘れたり,抜けたりして資産管理が面倒という点があります.

また,C55のように配当再投資を運用方針に掲げる投資家にとっては,配当が分散され少額となるため,再投資の効率が悪くなります

 

証券会社の整理

大和証券の口座を解約することにしました.

当初の目的としていたIPOなどは投資スタイルにあわないのと,IPOに当選するほどの取引量や残高がないため,大和証券の口座を維持する目的がなくなりました.

 

またC55の様な少額の口座残高では1,620円もの年間口座管理料が徴収されます.

 

今回キャノンからの配当で得た6,000円では単元株を買うことはできず,このままでは死に金になってしまいます.

 

今回この記事をまとめたのを機に,大和証券の口座を解約することにしました.

 

まとめ

証券口座を複数保有するメリットよりもデメリットの方が大きいと判断しました.

 

それぞれの投資方針,考え方があると思いますので皆さんには当てはまらないかもしれませんが,一度見直してみることをお勧めします.

 

今回振り込まれた配当に関しては,4月の末に予定してる4月の配当状況にまとめることにします.

 

こうしてブログに書くことによって,漠然ととらえていた事柄に対して深く考えるようになり,頭の整理になります.

これからも疑問点を検証していこうと思います.この努力が皆様のお役に立てればと思います.